高配当株投資ルールで資産を安定的に増やす方法

株式投資には価格変動のリスクがありますが、高配当株投資では株価の上下を気にせず、安定した配当収入を軸に資産を増やしていくことが可能です。今回は、その具体的なルールと手順を解説します。

高配当株選定のルール

1. 四季報(月1,100円)を活用してスクリーニング

以下の条件で投資対象を絞ります。

  • 高配当銘柄を選ぶ:配当利回り3.75%以上
  • 財務健全性を重視:自己資本比率40%以上(倒産リスクを軽減)
  • 割安な株を探す:PERが12倍以下、PBRが1倍以下
  • 小型株中心:総資産1000億円以下の企業
  • ROE(自己資本利益率):5%以上
  • 四季報割安度:4以上

これらの条件を満たした銘柄を登録し、候補として準備します。

2. IRBANKで企業の業績確認

四季報でスクリーニングした銘柄の中からさらに以下を確認します。

  • 配当の安定性:過去10年間減配していない企業
  • EPS(1株当たり利益):安定しているか、増加している企業

これらをクリアした企業のみを投資対象として確定します。

3. バフェットコードで投資タイミングを判断

最終的に買い時を決めるポイントは以下の通りです。

  • 配当利回り:過去3年間で最も高い水準を狙う
  • PER:過去3年間で最低水準を狙う

売却のルール

  • 配当利回りが2.5%を下回った場合:売却を検討
  • 企業が減配を発表した場合:即座に売却を検討

長期保有と再投資で複利効果を狙う

基本的には長期保有を前提とし、受け取った配当金を再投資に回すことで複利効果を得ます。

目標の年間配当金を達成したら、配当金は好きに使う。

リスク管理としての分散投資

安定した配当収入を目指して、100銘柄以上に広く分散投資することで、個別企業リスクを大きく軽減することが可能です。


投資には必ずリスクが伴います。自身の判断と責任で慎重に投資を進めてください。

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